みでぃの好きなところ

ビーイチバトルファイナル　２００６年１月

来月からシステムが変更になるんだそうです。
ビーイチバトル、ビーニバトルが無くなり、ビーイチ、ビーニメンバーはガンガンライブというライブのレギュラーになります。
上位はほぼ固定されます。
ビーサンバトルだけは残ります。
ビーサンバトルに二回一位になればガンガンメンバーとの入れ替え戦があるそうです。
二回一位を取る事は尋常でなく難しいことですし、入れ替え戦の相手はガンガンメンバーから選ばれるのですが。
その相手がNON STYLEだったりにのうらごだったりしたらほぼ勝ち目はありませんね。

どうしてこんなシステムになったのでしょうか、という私なりの想像は一番最後に書きます。

まず、ビーイチバトルファイナルのレポを書きます。

私が到着したのは開演して５分ぐらいだったので、一番のアジアンのネタが始まっていました。

Ａ１　アジアン　漫才　隅田さんをひっかける　　１２位
アジアンは言葉使いが非常に上手いと思うのですね。
馬場園さんは長い台詞をすらすらと喋るというか。
よくそんな面白いフレーズが思い浮かぶなぁ、と思います。
全体的に受けていたのですが、なんでこんな順位なんでしょうね。

Ａ２　フロントストーリー　漫才　卒業式の割り台詞　６位（同率）
割り台詞のネタはいろんな芸人さんがやっていますし、この時期は特に多いですね。
実際この後のストリークもやっていましたし。
けど、なんでしょう？
キャラが面白いというか、見ていてなぜか笑ってしまうというか。
baseの中だけではフロントストーリーは面白いんですね。
あの空気にあっているというか。
他では全く通用しないのですがね。

Ａ３　ストリーク　漫才　野球漫才　　６位（同率）
いつもの野球を絡めた漫才なのですが。
野球をほとんど知らない私でも笑えてしまうのが不思議です。
割り台詞が出たとき、かぶったと思ったのですが、野球のネタなのでそれもまた笑ってしまいましたね。
或る意味、今が一番面白いと思います。

Ａ４　にのうらご　漫才　スナイパー　２位
新ネタライブでやったネタです。
西森さんの演技や荒牧さんの動きが面白かったです。
西森さんが暴走すると面白くなるし、普段動かない荒牧さんが動くネタが私は非常に好きです。
西森さんは面白いですが、やっぱり荒牧さんが動くとさらに面白くなりますね。

Ａ５　NON STYLE　漫才　イキリ漫才　　１位
最近押しているイキリ漫才。
石田さんが交通事故をおこして井上さんを車で引くというネタ。
最近はイキル井上さんに石田さんがつっこむという、なんかボケとつっこみが逆転しているような気が。
井上さんが寒い台詞を吐いたらうわっって引いてしまうのですが。
全体的の雰囲気が面白いので面白いと感じてしまうのでしょうね。


次にＢブロックです。
Ｂ１　ダイアン　漫才　美容師　　５位
美容師ネタもいろんなところで見ましたが。
普通髪の毛の切り方が変だったり、シャンプーの仕方が変だったりするのですが。
まさか客が選ぶ飲み物でボケてくるとは思いませんでした。
津田さんが選んだ飲み物は店内に無いから自販機で買って来いって言うんです。
ありえないところで笑いをとりますね。

Ｂ２　天津　漫才　お菓子オタクの母親　３位
こちらも新ネタライブで見たネタです。
すべてお菓子に絡めてくる向さんはすごかったです。
やっぱり天津はわかりやすいオタクネタでやってきますね。
アニメオタクだけでは行かないようです。
携帯オタクとかいろんなオタクがあるんですね。

Ｂ３　中山功太　漫談　一般人のものまね　１１位
最近得意としているものまねです。
失恋から立ち直るＯＬとか。
こんな人居そうだけど本当にいるんかな、という感じでしたが。
この人はいろんなことができるんですね。

Ｂ４　田中上阪　漫才　旅館をやりたい　　１３位
いつもの田中さんがやりたい職業ですが。
今回は普通だったなぁ。
最近思ったのですが。
面白いのはネタではなく上阪さんのつっこみだったのですね。
あの甲高いつっこみのキャラが面白かったのか。
単独でやりたい職業以外のネタをやったのですが。
それは普通でしたからねぇ。
最近はワンパターンかな、と思っているのですが。
それでも見守ってあげたいという母性をくすぐられるのですが。

Ｂ５　南海キャンディーズ　漫才　ストーカー　　１５位
すごい懐かしいネタを持ってきました。
こんなネタあったな、とすっかり忘れてしました。
いまさら、と思いながら見ていました。
最近仕事が忙しくて新ネタを作る余裕がないんですねぇ。


次にＣブロックです。

Ｃ１　金時　漫才　キャディ　８位
秋山さんがやっているキャディのバイトでＯＢになったら「ファー」って叫んでボールがいったことを知らせるというネタ。
そんなに派手でもなく、叫ぶわけでもなく、淡々と三輪さんがボケていくのに優しくつっこんでいく秋山さん。
本当に不思議なコンビですね。

Ｃ２　とろサーモン　コント　隣人　１０位
村田さんだけ出てきて隣の人のマイクパフォーマンスを聞くというネタ。
結構何度も見たことあるネタなんですが。
生で見るとなんで面白く感じてしまうんでしょうねぇ。
やっぱりとろサーモンはコントの方が面白いですね。

Ｃ３　イシバシハザマ　シャバダバ劇場　９位
最近押しているシャバダバ劇場ですが。
六部咲きとおかしな話のネタを流用しています。
そうしたら他の二つとの違いがほとんどなくなってきて、シャバダバ劇場にする意味がよくわからなくなってくるし。
そうしたら六部咲きとおかしな話にも違いがわからなくなってきたり。
見せ方に違いは無かったのでしょうかね。

Ｃ４　スマイル　漫才　よしたかは気持ち悪い　１４位
いつもながら軽かったというか。いつもよりは落ち着いていたかな？
それにしても、ただ単に二人だけで楽しんでいるという感が拭えない。
よしたかさんが気持ち悪いのはよくわかるんだけど、本気で引いてしまうよ。

Ｃ５　天竺鼠　漫才　栃木　４位
Ｍ－１の３回戦や準決勝で見たネタ。
漫才でも川原さんのキャラはすごいですね。
あの、ヤクザみたいなキャラはコントだけだと思っていたのですが。
そんな外見なのに普通にボケるから不思議と笑えてしまう。
このネタは何度も見たのですが。面白かったなぁ。


で、順位です。
投票数２９２
順位・コンビ・ポイント
１ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥ　172
２にのうらご　118
３天津　114
４天竺鼠　113
５ダイアン　111
６フロントストーリー　110
６ストリーク　110
８金時　107
９イシバシハザマ　99
１０とろサーモン　91
１１中山功太　87
１２アジアン　68
１３田中上阪　61
１４スマイル　58
１５南海キャンディーズ　41

でした。
今回は最下位からの発表でした。
もう下に落ちる必要性がなくなったからですからね。
１位に金一封が授与されるそうです。
２位と１位とを同時に発表されました。
やっぱりNON STYLEでしたか。
面白かったけどねぇ。
支配人の白仁田さんが舞台に出てきて授与されていました。



来月からビーイチバトルもビーニバトルもなくなります。
ここからは私の超個人的な見解なので。
申し訳ありません。
今回の結果を見ても南海キャンディーズは最下位でしたし。
今まででもビーニに落ちてもおかしくない結果でしたし。
けど、全国ネットの芸人をビーニに落とすわけにはいかないでしょうし。
そんな芸人をガンガン芸人として固定してしまったら落ちる心配はないでしょうし。

ビーニにずっと居るプラスマイナスやジャルジャルは私もよくわからないのですが、非常にアンチさんが多いです。
そのおかげで結局ビーイチには上がることが出来ず。
ビーイチに上がったこと無い芸人さんにソロライブなどをさせる機会を与えられず。
これからは胸を張ってソロライブとかできますね。

最後にこれまた全国的に知名度があるネゴシックスやとろサーモンを上に上げることで固定できますし。

芸人さんはいまあふれかえっていますから。
２４期２５期以降にも面白い芸人さんがいるのに扱いきれないのでしょうねぇ。
２丁目劇場時代ではそのくらいのＬＶの芸人さんも簡単にＴＶとかに出れたんですけどねぇ。
やっぱりその当時と状況は違いますし、今みたいにお笑いブームではなかったですし。

今の芸人さんはかわいそうだな、と思います。
このままではいい才能も腐ってしまいそうですね。

なんだか偉そうなことばかり書いてしまってすみません。
大好きだったビーイチバトルがなくなってしまうので。
ちょっと寂しくなったので、一杯書いてしまいました。
長々とすみませんでした。